「彼の趣味に関するプレゼントなら喜んでもらえる」は間違い
彼の趣味に関するプレゼントなら喜んでもらえる?
彼氏に贈る誕生日プレゼントを選ぶとき、「彼の趣味に関するものなら喜んでもらえるんじゃないかな?」と考える方は多いと思います。
スポーツが好きな彼に、ウェアやタオル、バッグ。音楽が好きな彼に、楽器まわりのアイテムやCD、ライブのチケット。読書が好きな彼に、書籍やブックカバー、栞。絵画が好きな彼に、スケッチブックや画材のセット。彼が何かのコレクターなら、そのアイテムを。彼が没頭している姿を普段から見ているから、「趣味に関するものなら、ハズレはないはず!」と思いますよね。
でも実際には、趣味に関するプレゼントが裏目に出てしまうこともあるようなのです・・・。この現象は、一体どうして起こってしまうのでしょうか?
思い入れがあるからこそ、「何でもいい」わけじゃない
好きなものや、好きなこと。思い入れが強いほど、その人なりの“こだわり”があります。
例えばスポーツウェアなら、同じブランドのものしか着ないという方もいますし、着心地や動きやすさ重視で、素材やデザインにこだわっている方もいますよね。
楽器なら、ギターの“ピック”一つでも、とことん吟味して自分が弾きやすいオンリーワンを選んで使っている人が多いです。
彼がとても熱心に取り組んでいるなら、そういう“こだわり”があるかもしれないので、普段からチェックしておくと良いでしょう。その世界にいない人にとっては全部同じに見えても、こだわりを持っている人にとっては、ほんの少しの違いが決定的な違いだったりします。
プレゼントをサプライズにしたい場合、直接聞くことをためらうかもしれません。でも、確認せずにハズしてしまうよりも、しっかり確認した方が◎。自分が没頭している趣味のことを聞かれて気を悪くする人はいないので、彼も喜んで教えてくれるはず!○○コレクターの場合は、ズバリ「何が欲しいか」聞いた方が無難です。「スニーカーは好きだけど、このブランドは好みじゃない!」などというケースが頻繁にあります。
彼が既に持っているモノとかぶりやすい
消耗品の類なら、いくつあっても良いかもしれません。ただ、CDや書籍、DVD、服などは、かぶりはNGですよね。彼が没頭している=それに関するモノは既に持っている可能性が高い、ということを認識しておきましょう。
可能なら、彼の持ち物をしっかりリサーチしたり、デートの時に欲しがっていたモノを覚えておくと良いですね。
趣味の世界が一種の聖域となっている
彼女のことはとても大切。でも、自分の趣味にはあまり立ち入って欲しくないというタイプの男性もいます。「恋愛」と「趣味」に明確な一線を引いておきたいタイプの人ですね。彼女がオーディエンスとして存在する分には嬉しいけれど、中にまで踏み込んで来られると困るという男性は、意外と少なくないのです。
これは、“冷たい”とか、“恋愛より趣味を大切にしている”などといった単純な思考ではありません。女性には理解しにくい考え方かもしれませんが、一本気な男性ほど、趣味を自分の聖域としていることが多いんですね。でも、趣味と恋愛を「別世界」としてハッキリ分離できている男性は、恋愛は恋愛としてきちんと大切にしてくれます。没頭する趣味がありながら、あなたと付き合うことも選択したんです。自信を持ってくださいね。
このタイプの彼に、趣味に関するモノをサプライズでプレゼントすると、失敗する可能性が高いです。なので、「○○関連のプレゼントをしたいんだけど、どうかな?」と素直に聞いてみましょう。「それなら、コレが欲しいな」とか、「○○には関係ないモノが欲しいな」とか、何らかのリアクションをしてくれるでしょう。
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